Macintoshを初めて賢ったのは96隼3月。それ以来、診療用にインターネット用にとMacintoshを使いこなしているのが、東京・江戸川橋、神楽坂の双方からほど近い、商業地と住宅街の狭閤にある小さな歯科医院、イシカワデンタルクリニヅクの石川雅朗氏だ。「クリニックを開業したのが6年ほど前なんですが、パソコンには乗り遅れてしまっていたんです。大学の医局にそのまま残っていれば、使う機会もあったと思うのですが・…。 |
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イシカワデンタルクリニックのホームページ。Macosマークをもじったフロントページが楽しい。 |
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歯に関する知識もいっぱいちゃんと寝る前は歯みがきしよっと |
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スキャナやCD-Rが積み上げられてる診療室ほんとにMac好きな人である。 |
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95年の暮れにWindows95騒ぎがあったりしまして、パソコンで一体何ができるのか、96年のお正月に一念発起し、自分でも挑戦してみようと。そこで画像をやってみたかったのと友人の勧めもあり、Macintoshにきめました」という石川氏。それからは「爆弾との戦い(笑)」だったそうだ。rベッドの中でもどこでも、暇さえあれぼ夢中でMacintoshを勉強した」と言う。クリニックの中は、本当にこじんまりとしていて、診察イスが2脚のみ。その前の出窓の桟にちょこんとPowerMacintosh7600がのっている。「患誉さんに対して、虫歯が進行するとどっなるかといった教育用の紙芝居を作ったりしているんですよ」と見せてもらうと、これがながなかの出来。簡単なアニメーションだが、使われている歯の模式図がとでもリアルで説得力がある。「歯科用のバンフレットや書籍からスキャンしたり、患部をヂジタルカメラで撮影したものをPhotoShOpで合成し、GREENというオーサリングソフトで組み上げているんです」『人はなぜ歯磨きをするのか』というシリースなど、「無知が虫歯をつくる」という信念に基づく教育的なものだ。歯磨きと歯医者さんのありがたみが分かろうというもの。
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窓際にたたずむMacintosh。患者さんに病状や歯みがきの仕方の説明をする時、本領を発揮する。 |
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